とても寒い第3学期のスタートになりましたが、どの子も元気に初日を過ごしていた様子に安心しました。
始業式では、次のようなお話をしました。
第3学期というものは、1年のまとめの学期であるとともに、「新しい学年のゼロ学期」とも言えます。
今日から、もう新しい学年が始まっている、という気持ちをもって、自覚ある態度や行動をしてほしいと思います。
特に大切にしてほしいことは「あいさつ」「あきらめない」に続いて三つ目の「あ」、「ありがとう」です。
そして、「ありがとう」の気持ちを育むために、頑張ってほしいことは二つ。
一つ目は「人の話を、目と耳と心で聞きましょう。」
まず話している人の目を見ることから心掛け、そしてその人の気持ちを分かろうとしてほしいと思います。
二つ目は「友達を大切に。」
3学期は全部で51日。この51日を過ぎると、二度とこのメンバーで過ごせないわけです。だから、回りの全ての人に、これまでで一番の思いやりや感謝の気持ちをもって過ごしてほしいと思います。6年生にとっては、なおさらです。残り50日。この164人で過ごせる「今」この瞬間を大切に大切に過ごしてほしいと、心から願っています。
この始業式では、これまで以上にお話がしやすく感じました。話し手が話しやすいと感じるのは、聞き方が上手だからです。生石っ子の皆さんの視線を遠くても感じながらお話することができました。
年越しという節目のあるおよそ2週間のお休みを経て、また一段と成長した様子が感じられた始業式でした。
保護者、地域の皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
登校日78日の長い2学期が今日で終わりました。
熱中症予防に明け暮れた夏から、例年になく短い秋をはさんで、今年も冬が訪れました。三つの季節を過ごして、2学期の最終日にたどりつきました。感染予防のため、いくつかの行事を延期、中止することを余儀なくされ、体育館で行う予定だった終業式や表彰式も校内放送で行うことになりましたが、今日の終業式を終えられたことに、ひとまずほっとしています。
2学期の始業式では、「やればできる」という言葉を子どもたちに贈りました。運動会、陸上総体、音楽会、簡単にはゴールにたどりつけない大変な行事がいくつもありましたが、そのどれもが大成功でした。まさに、生石っ子全員の力で「やればできる」を証明した行事だと思います。また、普段の学習する姿勢にも、「やればできる」の気持ちが表れていたと思います。
もちろん、何でもかんでも「やればできる」とは限らず、やってもなかなかできないことはたくさんありますが、必ず言えることは「やらずにできるわけがない」ということ。生石っ子の皆さんは、とにかく、まずやってみて、できるようになろうと頑張っていました。結果、今はできるようになっていないとしても、頑張ることこそが大切で、これまで頑張ったことが将来の成功につながる準備になります。それと同時に、その姿は他の人にも元気を与え、感動させることにつながると思います。これからも、いろいろなことに一生懸命頑張れる人でいてほしいと思っています。
いよいよ明日から冬休み。冬休みの間に子どもたちにしてほしいことを「一年の計は元旦にあり」の言葉を紹介して「来年、令和7年に頑張ることを、一つでも二つでもこのお正月に決めてほしい。」と伝えました。
3学期の始業式には、新年の目標を携えて、元気に登校できるよう、健康に留意しながら、思い出に残る冬休みを過ごしてほしいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、本校の教育活動に対するご理解、ご協力に深く感謝申し上げます。来年も、これまでと変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
どうかよいお年をお迎えください。
異常な暑さで始まった2学期、短い秋を経て、寒い冬が訪れました。いつ紅葉するのかと、少々心配していた正門の桜や銀杏も、色づいた葉を少しずつ落としています。
運動会と音楽会、それに加えて、各学年における交流学習や体験学習など、たくさんの行事を経験し、子どもたちは充実した2学期を過ごして、大きく成長しました。
厳しい熱中症予防対策が講じられた中で練習が始まった運動会でしたが、限られた時間の中で集中して取り組んだ結果、あのように盛り上がった本番を迎えることができました。何よりうれしかったのは、勝ち負けにこだわるのみならず、順位の善し悪しを越えて、最後まで力を抜かずに走り切る姿、声をからして全力で応援する姿が、今年はとても印象に残りました。そのことにこそ、値打ちがあると思います。
音楽会についても同様です。歌ったり楽器を奏でたりといったことは、人生の中で避けて通ることもできるものかもしれません。なのに、生石っ子のみんなは、音楽に、真っ向から向き合って練習を重ね、歌声も音色も心も合わせて、本番の発表にたどりつきました。発表後の感動や達成感は、避けていては決して味わうことのできない宝物だと思います。
光る姿は、ほかにもたくさんあります。授業で集中する姿、指先までピンと伸ばして挙手する姿、分からないことを悔しがる姿、トイレのスリッパを全部直す子、保健室で処置してもらったときにさり気なく「ありがとうございました」と声を掛ける子などなど。こんな姿に日々感動しながら、私たち教師も思い出深い2学期を終えようとしています。
学校で生活するからこそ得られる貴重な体験や思い出、それらを通しての成長があると思います。その成長を支えるのが我々教師であることを改めて自覚しなければ、と気を引き締めています。
保護者の皆様、今週の個別懇談、大変お世話になります。
どうか、お気を付けてご来校ください。
第2学期が始まりました。
台風10号のあまりのスピードの遅さに、学期始めまで影響が出るのでは?と心配しましたが、無事に予定通り始業式を行うことができ、ほっとしています。
厳しい残暑に始まり、様々な「秋」を経て、冷たい冬を迎えて終わる2学期。大きな行事がいくつもあり、子どもたちの成長にも大きく関わる4か月をより充実したものにしてほしい、という願いから、始業式では、次のようなお話をしました。
この期間に、子どもたちに大切にしてもらいたいのは、二つ目の「あ」。
「あきらめない」
という言葉です。この「あきらめない」心を大きくするために、今年はもう一つの言葉を紹介しました。それが、
「やればできる」
という言葉、愛媛県出身のティモンディさんの特に高岸さんの代名詞ともいうべき言葉です。
ティモンディのお二人は松山市にある済美高校出身ですが、「やればできる」という言葉が済美高校の学園歌の中にあることをご存じの方も多いと思います。
~『やればできる』は 魔法の合い言葉
腕をとり 肩を組み 信じてみようよ
すばらしい明日が 展けるから~
済美高校が男女共学となった2年目に野球部がいきなり愛媛県大会優勝、甲子園でも全国制覇を成し遂げたことはあまりに有名ですが、甲子園で勝つたびにこの学園歌のすてきなメロディーラインがアルプススタンドに響き渡ったあのひとときを、私は今でも鮮明に覚えています。
この野球部の人たちの心の支えになっていたのが、この「やればできる」という魔法の合い言葉だったのではないでしょうか。ティモンディのお二人は、高校生のとき、甲子園大会には出られなかったそうですが、この言葉の力を高校を卒業してからもずっと信じて、今、野球とは全く違う芸人という仕事を頑張っているに違いない、そう勝手に想像しています。
高岸さんに至っては、芸人や俳優の仕事をしながら、3年前、兼ねてからの夢だったプロ野球選手になり、ピッチャーとして活躍しています。前田さんもテレビやラジオの様々な番組のMCとして大活躍しています。
「やればできる」という言葉は、裏を返せば「やらずにできるわけがない」ということ。生石っ子の皆さんにも、この秋、最初から諦めず、なかなかできなくても諦めず、「やればできる」という気持ちをもって粘り強く頑張ってほしいと思っています。そうすれば、きっと、何ものにも代えられない満足感が生まれ、昨日の自分より成長できると思います。
子どもたち一人一人の力で、実り多い秋にふさわしい、思い出に残る2学期にしてほしいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、生石小学校の「すばらしい明日」のためにご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
2学期も何とぞよろしくお願いいたします。
【甲子園大会ではないけれど、この夏休みの大会で活躍した生石っ子の皆さん】
7月が終わります。夏休みに入って、あっという間に10日が過ぎました。
皆様、お元気に過ごされていらっしゃいますか。
先週から始まったオリンピックでは、何か目に見えない力が働いているとしか思えないドラマが立て続けに起こり、だからこそ、どうしても生で見たいと夜更かしまたは早起きして、テレビに釘付けになっている、という方もいらっしゃるかもしれません。
さて、7月19日の終業式では、次のようなことを式辞で述べました。
この1学期、子どもたちの毎日の学校生活の姿から、たくさんの感動をもらったこと。しんどいことや悲しい気持ちを味わうことがあったという人も、そんな出来事を経験したからこそ、我慢する心や広い心を学び、自分自身の心を少しずつ成長させてきたのだということ。
1年生は、入学式で話した「①『はい。』という返事、②『ありがとう。』という言葉、③『お友達にやさしく』」という三つのめあてがしっかりできるようになったこと。
2年生以上の皆さんに始業式でお願いした「あいさつ」を、朝、いろんな形で贈ってもらって、心があたたかくなったこと。4月より挨拶が活発になったこと。
そして、夏休みに頑張ってほしいことは「① 夏休みも、毎日元気に過ごしてほしい。」「② 夏休みにしかできない思い出をたくさん作ってほしい。」という二つ。
熱中症予防のため、終業式は放送で行いました。だから、生石っ子の様子は分かりませんでしたが、下校のときの解放感あふれる笑顔が、1学期の充実感を物語っていました。
夏休みは、まだ1か月もあります。やろうと思っていることは、後回しにすると、わりとやらずに終わってしまうもの。いつやるかしっかり見通しを立てて、自分の人生の中で何か「やり遂げた」「残せた」というものができるとすばらしいと思います。
私が7月中にやろうと思っていたことは、まだ半分しか終わっていません。お盆までには必ずや!
どうか、皆様、8月も充実した日々をお過ごしください。熱中症、感染症にはくれぐれもお気を付けください。
7月になりました。1学期もあと残り3週間。日々の学習でも、各教科において学習のまとめに差し掛かりました。来週は個別懇談があります。短い時間ではありますが、1学期のお子様の学校生活の様子や夏休み、2学期に向けての目標などについて話し合わせていただきます。保護者の皆様には、ご多用のところと存じますが、どうかよろしくお願いいたします。
今年の梅雨入りは例年より少し遅れたとのことですが、今は梅雨真っ只中、すっきりしない日が多いです。これだけ雨が続くと、災害も心配になります。とにかく、何事もなく、適度な雨を降らせたら梅雨が明けてほしいと祈るばかりです。
本校でも、中休みや昼休みには、多くの子どもたちが運動場に出て、元気いっぱいに遊んでいます。雨上がりの少しぬかるみのある地面があっても、立ち入り禁止が解除されていれば、それをよけてでも鬼ごっこやドッジボールなどで楽しんでいます。
雨の日はというと、子どもたちは暗い空をうらめしそうに眺めながら、図書室に行ったり、教室でおしゃべりしたり折り紙を折ったりして過ごしています。時には、教室で全員遊びを楽しむこともあります。
私が学級担任をしていた頃にも度々目にした光景ですが、かつては、雨の日の休み時間が嫌いではありませんでした。
私は、ハンカチ落としが得意でした。などと自慢できるレベルではありませんが、私の後ろに誰かがハンカチを落としたら、私は必ずといってよいほど隣の子を鬼にすることができました。教室で過ごすからこそ、私自身子どもたちと普段なかなかできない会話を交わしてほっこりすることもありました。狭い部屋で、それぞれの子が思い思いの時間を過ごしていても、片隅にいる誰かがしゃべり始めた話題が、教室全体に及んで、みんなで笑い合うこともあり、それがとても心地よかったりもするのです。
子どもたち同士の心の距離が近くなった気がして、好きな時期でもありました。
もちろん、運動場で遊びたい子どもたちのうっぷんはたまる一方ですが、「止まない雨はない」、雨が上がったときの喜びはさらに大きくなるというものではないかと。今年も、もう少しの我慢です。
ある年の梅雨時期に「こんな教室だったらいいなあ。」との思いで子どもに紹介した俳句を二つ、今年も思い出しました。
この部屋に 笑顔が集う 梅雨が好き
子どもらの 心を寄せる 梅雨が好き
保護者の皆様にも、地域の皆様にも、学校をあたたかく見守ってくださり、何かとお力添えいただいておりますことに、深く感謝申し上げます。最後にもう一句だけ、皆様へのお気持ちを。
紫陽花の 花の数ほど ありがとう
6月になりました。気が付けば1学期も半分が終わりました。
ついこの前入学したばかり、と思っていた1年生も、給食や清掃活動や午後の授業が始まり、学校では疲れを見せず、はつらつと生活しています。5年生は自然体験活動、6年生は修学旅行を終えました。
コロナ禍の中で強く抱いた「当たり前のことなんてない」という気持ちは、今も忘れていません。今、学校で予定どおりに行われている行事や活動を「実施できて本当によかった」という安堵の気持ちに、これまで以上に浸りながら、毎日を過ごしています。それは、大きな行事がない日常でも同じです。今日このときは二度と来ない。そう思うことにして、感謝と感動を大切にしています。
昨日、どうでもいいような子どもとのやり取りの中で生まれた感動がありました。
6年生のプール清掃のときのことです。その活動に加わり、排水溝の掃除を途中からずっとしていました。清掃が終わってほとんどの子どもが教室に帰った後、「プール中央の排水溝のふたをきちんと閉めた」という証拠写真を最後に撮影しようとしたら、残っていた女子の何人かが近くにいて、私のその様子を見ていました。
写真に影が入り込むので、その子に少し離れてくれるよう頼みました。そしたら彼女、いったんは離れましたが、お調子でシャッターを切る瞬間にわざと入り込みました。叱るようなことでもなかったので、そのままにしておくと、何度かお調子を繰り返し、そのうちエスカレートして、周囲の子もあえて近くに寄って来てピースサインの影を入れてみたり…。
収集がつかなくなったので、近くにいた子に、いっそのこと全員の手を入れて入ってピースをして写真を撮るぞ!と持ち掛けました。
その、どうでもいい写真がこれです。
かっこいい写真でしょう?下が排水溝というのがポイントです。
何とも無意味な出来事でしたが、たぶん、私にとって、今年の忘れられない思い出の一つになると思います。残念ながら、学年全員で共有できる思い出ではありませんが、このピースで輪をつくった十数人の子も、「そういえば、あんなどうでもいいようなこと、排水溝の上でやったなあ。」などと、何年かたってもふと思い出してくれるといいなあ。
何気ない日常のどうでもいいような出来事の中でも、忘れようにも忘れられない瞬間は起こることもあるのです。それらも大切にしながら、私自身も子どもたちと向き合って、毎日を過ごしていきたいな。
こんなちょっとした感動を、さらにいろんな子たちと共有できると素敵だなと思います。
令和6年度が始まって、1か月が経ちました。去年より美しく感じた桜も、すっかり花びらを落として緑の濃さを増し、続いてなかよし広場のヒラドツツジの大きな花が咲き誇る頃となりました。
保護者の皆様におかれましては、先日の参観日へのご来校、誠にありがとうございました。
進級した生石っ子は、新しい教室で、新しい友達や新しい学級担任と共に、生き生きと学校生活をスタートさせました。3月に見た姿より一段と成長したような印象を受けるほど、どの子も頑張っています。全く環境が変わった1年生も、小学校生活に随分慣れてきました。先週始まった給食の準備や片付けも、日に日に上手になってきています。
この一年間の812人の生石っ子の成長が、とても楽しみです。
生石小学校の校訓は「楽しく 考える やりぬく」。この三つの言葉を備えた子どもの姿を理想として、「たくましく 心豊かに生きる 生石の子の育成」を教育目標に設定しました。その目標を達成させるために、私たち教師は、日々子どもたちと向き合い、実践力を磨き、日々アップデートしながら、笑顔輝く、子どもが育つ学校づくりに努めます。
そのためには、保護者や地域の皆様のお力が必要です。皆様と私たちが同じ方向を向いて、子どもたちの健全育成に力を注いでまいりたいというのが、私たちの切望するところです。何かありましたら、ご一報いただき、皆様と共通理解を図りながら、教育活動を進めてまいりたいと存じます。
基本的な感染対策を講じながらも、行事等の「中止」に悩まされることはなくなりました。そのために、保護者や地域の皆様にお力添えをいただく機会が増えましたが、何もかも快くご支援くださいましたことに深く感謝いたします。
本年度も生石小学校の教育活動に、これまでと変わらぬご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。